※マッドハニーとは？

マッドハニーとは、主にネパールで採れるハチミツの一種です。他のハチミツとは異なり、精神活性物質を含む珍しいハチミツです。
精神活性、精力増強作用、鎮静作用があることから、マッドハニーと呼ばれています。

※なぜマッドハニーと呼ばれるのか？
マッドハニーを生産するネパールの巨大ミツバチは、グレアノトキシンを含むシャクナゲと呼ばれる植物の種から花粉を集めます。そのため、グレアノトキシンを含む独特なハチミツを生産しています。

このグレイアノトキシンは神経毒、つまり神経系に作用する毒素です。

しかし安心してください！

これまで摂取して死亡した人はいません。ただ、体調を崩さないように少量ずつ摂取することが大切です。

※なぜマッドハニーは希少で高価なのか？

マッドハニーは、世界の生産量の大部分を占めるネパールと、黒海に近いトルコの2カ国でほぼ独占的に生産されています。
特にミツバチは1種類の花しか採集せず、これらの地域のとても厳しい気候の危険にさらされているため、生産は地理的にかなり限られています。
特にネパールでは、収穫は手作業で行われ、生産は工業化されていないため、この蜂蜜の生産量は年や気象条件によって大きく変わります。

また、この蜂蜜の収穫は、ヒマラヤ山脈の崖や山の中腹、標高数十メートルの場所に蜂の巣を作るため、非常に危険です。
しかも、このミツバチの巣は非常に大きく（幅1.5メートル以上、長さ1メートル以上）、重さは60キロにもなるそうです。
そのため、収穫するグルン族の人々は、蜂に刺される危険性はもちろんのこと、落下の危険にも多くさらされているのです。

興味深いことに、マッドハニーを作っているヒマラヤの巨大ミツバチ、ヒマラヤオオミツバチは全長3ｃｍもあります！そして不思議なことに、マッドハニーの影響はミツバチにはなく、人間や動物だけに及ぶのです。

※マッドハニーの効果とは？
この蜂蜜が体に及ぼす精神活性作用は、体調や摂取量によって異なります。下記の効能を体験することが可能です。

- 心身のリラックス
- 脳機能の向上
- 意識状態の変化
- エネルギーの急増、多幸感
- 色彩や明るさの変化

場合によっては、より強力な症状が現れることがあります。

- 吐き気または嘔吐
- めまいや頭痛
- 視界がぼやける

しかし、このハチミツには薬効があるとも言われています。特にマッドハニーは、リラックス効果や精神安定効果があることで有名で、人気があります。ネパールでは、何世紀にもわたって、グルン族にこの蜂蜜は薬効があるとされ、使用されています。

まずは小さじ1杯から始めて、体の反応を見ながら、1回の摂取量を大さじ3杯以下に増やしていくことをお勧めします。

この特別な蜂蜜の効果は2時間後から始まり、通常5～6時間持続します。また、より強力な効果を得るためには、空腹時にマッドハニーを摂取するのがベストです。

※マッドハニーの摂取方法は？
また、スプーン1杯を冷たい紅茶やその他の飲み物に加えていただいても大丈夫です。

マッドハニーの味は？
マッドハニーと普通のハチミツを見分けるのはとても簡単です。

スーパーで売られているような伝統的なハチミツよりも強い味わいです。また、マッドハニーは通常のハチミツよりも強く、香ばしい香りがしますが、甘さは少し控えめです。色合いとしては、一般的なハチミツと同じ琥珀色で、やや濁りがあります。

果糖が多く含まれているので、食感は非常に液体的です。ヒマラヤの蜂蜜は、ゆっくりと結晶化するため、長い間、濃厚な、粘着性の液体として残ることができます。